『遠近両用ハードコンタクト』一覧
遠近両用ハードコンタクトの通販
ハードコンタクトにも遠近両用が登場しています。以前よりハードコンタクトを使用していて慣れている方や乱視が強くて使い捨てコンタクトやソフトレンズでは乱視の矯正ができない方が遠近両用のハードレンズを使っています。
長所と短所はハードコンタクトと同じで
【長所】
見え方が使い捨てコンタクトやソフトコンタクトよりクリアーで鮮明
特に乱視用のレンズにしなくても乱視の矯正ができる
手入れが簡単で汚れが蓄積しない
寿命が長い(一般に1年~1年半くらい)
角膜障害が早期発見できる
【短所】
慣れるのに時間がかかる(1週間~2週間)
いくら頑張っても敏感な人は慣れられない
スポーツなど激しい目の動きでずれたり落ちたりする
ゴミやほこりが入るとものすごく痛い
ですが、遠近両用のハードコンタクトならではの短所があります。
それは小さなハードレンズの中に遠くを見るための遠用部と中間距離を見るための中間部と近くを見るための近用部が入っているため、それぞれの見える範囲が狭いということです。
これらの欠点を理解したうえで遠近両用のハードを使われるのがいいかと思います。これらを考えると遠近両用ハードは今までハードコンタクトを使用していて調子が良かった方におすすめです。
遠近両用ハードを購入するうえで必要なデータは基本的にはBC,PWR,DIAでハードコンタクトと同じです。ただこれに近用部の加入度のADDが必要です。ADDは加入度数といって近用部を見るために加入してあげる度数です。通常は+1.00~+3.00くらいまでありますが初めて遠近両用レンズにするときは弱めの加入度にします。加入度を強くすると遠用部から近用部までの度数の差が大きいため慣れないからです。初期の老眼のうちから弱い加入度数から慣らしていくと加入度が強くなてもうまく使えるようです。
商品は東レのプレリーナシリーズやHOYAのマルチビューEXのシリーズ、シードのマルチフォーカルのシリーズが有名です。